海人の選択肢を増やし、島全体で活性化を目指す

沖縄県伊江村　伊江漁業協同組合

概要

漁協や組合員が組織する各部会が、役場や観光協会などと連携し、廃棄品であったソデイカゲソの加工品開発や漁協直営の食堂開設、修学旅行を受入れ、ダイビング体験や追い込み漁などの漁業体験事業に取組み、魚価経営の安定化や向上、地域活性化を目指す。

効果

ソデイカのゲソは、加工によって約150円/kgで取引されるようになった。また、加工業者から新商品の企画などが来るようになり、未利用資源の活用が期待できる。体験事業により漁業者の収入源が増え、漁家安定や向上の一助になっている。

出典

漁港漁場漁村総合研究所 (2015) 漁村活性化の実践に向けた取組のポイント: 平成26年度版第1卷. p.196-197