くじらと自然を活かした集客と都市漁村交流

和歌山県太地町　太地町くじらと自然公園のまちづくり協議会

概要

太地の朝市において、森浦湾くじらの海構想の周知、PR等を行った。漁協等が主催する朝市は、太地町の物産、文化を町内外に知らしめ、太地ブランドの確立を目標としており、先人達が築き上げた町の文化、地場産業の発展に寄与するという趣旨であることから共催を行った。

効果

住民がふるさとの海を知り、地域資源の有効性に気づき、地域活性化の機運の促進を図ることができた。朝市は県外から訪れる人もいる。構想図を作成したことで、鯨の放流やくじらと泳ぐ海水浴場、体験漁業、定期的な朝市の開催等を位置づけ、活動推進のきっかけとなった。

出典

漁港漁場漁村総合研究所 (2015) 漁村活性化の実践に向けた取組のポイント: 平成26年度版第1卷. p.148-149