素材の良さを活かした伝統食で水揚げの底支え

March 4, 2015

秋田県八峰町 ひより会

概要

八峰町はハタハタをはじめとする底びき網漁が主流であるが、ハタハタは魚価の低迷が続いており、付加価値の高い水産加工品の開発が求められていた。そこで、ハタハタを使ったしょっつる(魚醤)の試作を始めた。会の結成前に、県の普及員と共に試作や成分分析、先進地視察を行い、活動の基盤を造った。市場調査や製造工程の検証等を行い、価格維持のため、販売時期やターゲット等を限定する戦略をとった。

効果

原料代も後払いしていた状態から、時給が700円となり、平成23年には720円に上がった。水揚げの底支えとなっている(約3~4トン/年のうち1~1.5トン/年)。しょっつるが若い世代にも浸透した。

出典

漁港漁場漁村総合研究所 (2015) 漁村活性化の実践に向けた取組のポイント: 平成26年度版第1卷. p.124-125

Free HTML5 Bootstrap Template by FREEHTML5.co
Free HTML5 Bootstrap Template by FREEHTML5.co
Free HTML5 Bootstrap Template by FREEHTML5.co