「地先の今朝獲れ」の魚にこだわった「漁港めし」

京都府伊根町蒲入地区　蒲入水産有限会社

概要

当該組織は、当地の旧漁協が組合員の出資により有限会社化したものである。観光客が多く訪れるものの、昼食を提供する場所が不足していることが課題であった。そこで定置網物を中心とした「漁師めし」の提供を開始。提供施設は、組合員の出資金と行政の補助を活用しているため、来場者や運営者のニーズに合わせた柔軟な対応が可能である。

効果

平成26年度の来場者は9000人見込み。リピーターの獲得（来場者の約半数がリピーター）。少し高めの単価で魚を仕入れることで、地域の魚価を下支えしている。当該地域の主要観光目的になる（天橋立を上回る）

出典

漁港漁場漁村総合研究所 (2015) 漁村活性化の実践に向けた取組のポイント: 平成26年度版第1卷. p.102-103