そんな遊びごとでメシが食えるか！

山口県　山口県漁業協同組合田布施支店

概要

元々夏場にタチウオ曳き網釣りを行っていた。時折サワラが混じって釣れており平成17年から一人でサワラ曳き網を始めた。サワラは関西では高級魚だが釣る人は少なかった。数年かけて、漁業技術の改良、徹底した鮮度管理、シール貼りによる他産地との差別化などを行った。

効果

漁業者4名と曳き網グループを結成（鮮度処理のルールを守ることを条件に加入を許可）。単価は他地区と比べて約1.3倍（平成28年）。グループへの仲買人からの引き合いが増加。11年間で水揚金額も増加（120→800万円）。ほぼ周年の曳き網で生計が立つ見込みができた。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2016) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=1056