城ヶ島における藻場保全活動について

March 4, 2016

神奈川県 城ヶ島漁業協同組合

概要

平成20年頃からガンガゼやアイゴの増加が観察されるようになり、アラメ・カジメなどの藻場が減少してきた。そこで平成26年に、漁業者、職員、ダイビングセンターが連携し「城ヶ島藻場保全活動組織」が組成。漁具の改良、食害生物の駆除、モニタリング活動、勉強会等。

効果

3年間の活動を通してアイゴ漁獲割合は70%と高く、効率的に除去ができる刺網漁具が開発でき、食害被害が減少した。魚類除去に関する知見の提供が可能となった。また、より効率的なガンガゼ除去が行うことができ水深5m以浅では生息密度が大幅低下し藻場は回復傾向。活動人員が少ない漁協にとっては、ダイバーとの連携が非常に重要である。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2016) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=1057

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