零細養殖業者による新しい生産・販売モデルの構築

三重県　三重県海水養魚協議会・伊勢まだい生産者組合

概要

県から「マダイ養殖業の復興を図らないか」という提案があったが「地区が違う生産者と一緒に行うのは難しい」という状況であった。「とにかくチャレンジ」という意識でブランド名を決定し8名で生産者部会を結成し取組を開始。先進地視察と事例収集の分析、品質改善の取組、生産・販売体制の構築、消費者とのコミュニケーションなど多岐。

効果

最長で80kmも離れた地区の生産者が一体化し、「手間を惜しまず、消費者が求めるマダイを作ろう」という意識が高まった。メンバーは11名に増加。さらなる安定収入を得る仕組みづくりが進み始めた。養殖マダイを使った新商品の開発や地域活性化の取組に繋がった。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2015) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=1024