私達の夢を託して～庄内おばこサワラの挑戦～

山形県　庄内おばこサワラブランド推進協議会

概要

庄内浜では、魚価安や操業コスト増加が叫ばれ、生活は苦しくなる一方であった。平成17年ごろからサワラの漁獲量が増加してきたことをきっかけに、会長を中心に延縄漁業者が協議会を結成。築地への出荷、高品質維持、鮮度保持技術のマニュアル化、意識改革、消費者への食べ方や価値観の提案などの取組で、トップブランド化を図ってきた。

効果

メンバー各人が魚を「獲る」のではなく、「作る」意識が作られた。平成22年の初出荷から年々評価が高まり平成25年には築地の最高値は3,500円/kgとなり、買人から「日本一のサワラ」の評価を受けた。ブランド化の後、地場単価は約290円向上した（630円→920円）。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2014) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=978