エビで漁村をもりあげろ！

鹿児島県　甑島漁業協同組合・長浜漁業集落

概要

これまで漁業研究グループでは様々な活動を行ってきたが、魚価は上がらず、後継者も育たず高齢化が進行。そこで港湾整備で観光客が増加したことをきっかけに低利用エビを利用した加工品づくり（高付加価値化）を模索した。行政や普及員、大学との連携で「ふりかけ」と「つけあげ」商品が開発でき、イベントでの直接販売などに取り組んだ。

効果

つけあげの売上は4回のイベントで完売という盛況であり、ふりかけはマスコミ効果もあり島外で販売が決定した。テスト販売で実質収支は赤字であるものの、自主的な作業を行うなどメンバーの意識が向上し、低利用エビの高付加価値化（新たな収入源の確保）に成功した。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2014) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=999