底曳網漁業での自主的な資源管理について

石川県漁業協同組合すず支所すずし底曳網船団

概要

漁獲量が増加する一方，平均単価は下落してきた。2005年，研究機関の助言をきっかけに，①ハタハタを対象に操業/日の箱数制限，②アマエビを対象に網目拡大，③3日連続操業の自粛に取り組んできた。

効果

①漁獲量は前年比37％の減少だったが水揚げ金額は1％の減少，②小型エビの保護など，③出漁回数は約75日/年減少し水揚げ金額は約28万円増。漁具が長持ちし休養もしっかりとれ，若年層の新規就業につながった。同じ操業海域の他地区の同業者も賛同してくれつつある。。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2011) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=859