沖縄海ぶどう陸上養殖の歩み-漁協と家族ぐるみでつくりあげた新しい海藻養殖-

March 4, 2010

沖縄県恩納村漁業協同組合海ぶどう生産部会

1989年より，体力が必要で高齢者に厳しいモズク養殖ではなく，夏場の台風にも影響されない海ブドウ陸上養殖に取り組む。養殖技術の確立，漁協と一体となった需要の喚起。

当初は知名度が全くなく，漁協と一体となり新パッケージ，ドレッシング，保存技術を試験・開発した。需要に則した販売の工夫、PRと聞き取り調査，販路開拓により2004年には県からブランド認定を受け過去最高の生産量に達した。漁協職員として地元の雇用を創出し、モデルは沖縄県下へ広がった。