「美穂関産活〆さわら」ができるまで～消費地ニーズにマッチした商品づくりへの取り組み～

島根県 漁業協同組合JFしまね福浦さわらの会

概要

サワラの漁獲量が増加傾向にある中，市場荷受担当者を招いての学習会や普及指導員からの提案を受け，商品高度化に取り組んできた。船上から箱詰めまでの「取り扱いマニュアル」の作成，市場ニーズ調査，遠方市場への直接出荷，量販店との相対取引などに取り組んできた。

効果

市場関係者から消費地ニーズを聞き取り，操業時間，活〆方法，魚箱，規格，箱詰め，PR方法などを見直し，岡山市場への直接出荷を行ってきた。ブランド化に成功し，地元市場に比べ手取り額が53％upした。別業種に就いていた漁師の息子が帰ってくるなど活気づいている。

出典

全国青年・女性漁業者交流大会資料 (2009) https://www.zengyoren.or.jp/ninaite/kouryu/download.php?docid=789