第4回太平洋中海域トラフグ研究会を開催

 平成26年12月18〜19日、名古屋市において第4回太平洋中海域トラフグ研究会を開催しました。本研究会は当該海域のトラフグ漁業を発展させるための総合的な研究の推進を目的としています。

 今回は神奈川県、静岡県、愛知県、三重県の水産試験研究機関、栽培漁業センターのトラフグ担当者を中心に総勢22名が参加し、トラフグの生活史、種苗放流効果調査、流通および消費動向、資源評価の精度向上に関する研究成果について紹介があり、全体で意見交換を行いました。加えて長崎大学の高谷教授よりフグ毒に関する最近の研究について講演をいただきました。総合討論では、資源経済モデルの発案、トラフグ放流効果調査方法の工夫について全体で協議しました。

 本研究会は発足より4年目となり、様々な関連情報が集まると同時に研究成果が出始めています。今後は、これら研究成果を産業現場へ展開するための活動に力を注いでいきます。

Highslide JS
会議の様子1
Highslide JS
会議の様子2

lime