第2回太平洋中海域トラフグ研究会を開催

 平成24年10月16〜17日、名古屋市において第2回太平洋中海域トラフグ研究会を開催しました。本研究会は、太平洋中海域のトラフグに関連する試験研究機関および栽培漁業センター等が連携・協力を深め、また密接な情報交換を行い、トラフグ漁業の発展に資することを目的としています。

 今回は神奈川県、静岡県、愛知県、三重県の水産試験研究機関、栽培漁業センター、水産関係団体を中心に延べ22名が参加しました。発表された内容は、トラフグ種苗生産・放流効果調査、性判別技術の開発、資源変動と海洋環境の関連性調査、漁業経営・流通・消費実態調査などでした。総合討論では、トラフグの生産と消費をつなぐためのシステム作りが、今後取り組むべき調査研究として重要であることの認識を全員で共有することができました。

lime