■ 留学報告 中央水研ニュースNo.37(2005. 平成17年7月発行)掲載
ノルウェーへの留学を終えて 豊川 雅哉(海洋生産部低次生産研究室)


要 旨



写真1
クロカムリクラゲ
1目盛りが1cm
 
要 旨
 2003年9月15日から2004年8月31日まで、ノルウェー政府奨学金を得てベルゲ
ン大学に留学する機会をいただきました。留学中はベルゲン大学のエスペランド海洋生物学実験所に滞在して、フィヨルドに棲息するクロカムリクラゲ(
写真1)の研究に従事しました。
 ベルゲンはノルウェーの西海岸の南部、人口約21万人のノルウェー第2の都市です。フィヨルド観光の拠点ですので、日本からのツアー客も大変多い街ですが、北海油田と連絡する基地の一つであり、ノルウェーサーモンの養殖など水産業の中心でもあるなど、海洋開発や水産業と関連した産業や学問が盛んな街でもあります。
 北欧というと、家具のデザインや福祉政策が、雑誌などで取り上げられることも多いですが、スウェーデンに関する情報が多いのに比べて、ノルウェーに関する情報は日本ではまだまだ少ないです。研究内容、留学中の体験、ノルウェーという国や生活の様子についてご紹介します。

本文へ
 

 
nrifs-news@ml.affrc.go.jp

(c) Copyright National Research Institute of Fisheries Science,Fisheries Research Agency All rights reserved.