■ 学会参加報告 中央水研ニュースNo.37(2005. 平成17年7月発行)掲載
「第7回インドーパシフィック魚類学会」に参加して 片野 修(内水面研究部上席研究官) 井口 恵一朗(内水面研究部生態系保全室)


要 旨



写真1
(参加者一同)
この学会では参加者全員で集合写真を撮るのが習わしとなっている。
ただ、増え続けた参加人数の結果、今では個体識別が困難になりつつある。
要 旨
 2005年5月16~20日に台湾の台北市において、インド-パシフィック地域の魚類に関する学会が開催されました。本学会は4年毎に開催され、今回が7回目に当たります。分類や分布から資源、生態、生理、保全等まで、魚類に関するあらゆる分野の研究者が参加し、参加者数はインドーパシフィック地域だけでなく、世界45カ国から500名以上、講演題数も470題を数えました。(写真1
 水産総合研究センターからは7名の研究者が参加し、最近の調査研究の成果について講演するとともに、各国の研究者と交流を深めました。台湾は日本に近い国であり、私たちが問題にしている魚類について考えるうえでも、大変興味深い地域です。一方で、台湾は一年中温暖で、文化的にも日本とは大きく異なった国です。学会の内容だけでなく、私たちが目にした台湾の現在についても報告したいと思います。

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