中央水研ニュースNo.34(2004...平成16年11月発行)掲載 |
コクチバス
![]() 北米大陸中東部原産,原産地名スモールマウスバス。日本では1991年頃から見られるようになった外来魚。黄土色で口の後端は目の中央下にあり,成魚は全長40cm。産卵は13℃以上の水温で5~7月頃。雄が卵や仔魚を守る習性があり,非常に繁殖力が強い。清澄な湖沼や流れの緩やかな河川に生息し,冷水性の水温にも適応し,ワカサギ,ヒメマスのほか河川上流域のヤマメやアユ等への食害が懸念されているため,全国的に放流は禁止されている。 Osamu Katano |