イワシの加工品

 小型赤身魚であるまいわしは脂肪を多く含み、漁獲後の鮮度低下は速く、また肉の色が黒く製品化しにくいなどの理由から、養魚用の餌料や釣り餌、畜産用配合飼料の原料として多く利用されていた時期もありましたが、マイワシが豊富に漁獲された1980年代、その有効利用のために食品としての加工技術が多く開発され、マイワシの用途が一段と拡がりました。
 1980年代に450万トン近く漁獲されていたマイワシも、資源量変動のために近年では10万トン近くにまで落ち込み、加工原料としての利用は著しく減少しましたが、これらの製品の多くは今でも生産が続けられています。

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