イカの加工品

 「するめ」は、御祝儀や神前の供物にも用いられ、古くから日本人にはなじみの深い加工品です。古文書によれば、平安時代には朝廷への献上品、室町時代以降は中国への重要な輸出品でした。
 加工品のうち、長期保存を目的とした「するめ」、「塩辛」が大半を占めていたのは約40年前までで、近年は現代人の嗜好に合わせた「さきいか」や「くん製」等、多種多様な調味加工品が製造され、その種類の多さは他の魚介類に類をみないほどです。また、ここ20年ほどの間に急激に普及した調理冷凍食品の中でも、イカの製品は、特に豊富な種類があり、多くの家庭で利用されています。



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