環境の浄化で健康な魚を

 おいしい魚はまず健康であることが最も大切です。強制運動をした魚の筋肉は死後の肉質が軟化しにくくなるとの報告もあり、潮の流れの速い外洋性の漁場では適度な運動量が期待できます。また、過密養殖を避け、いけすの中で飼育する魚の尾数を適正に管理することも重要です。ドライペットやモイストペレット等を使用して餌の拡散を防ぎ、同時に過剰給餌をやめることで漁場環境の汚染を防止できるとともに、魚の疾病も減り薬剤の使用量も抑えることができます。以上のように、魚にとってできるだけストレスの少ない、天然に近い環境を整えていくことが重要です。
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