より品質の高い魚をつくるために

 現在日本で消費されるブリ類のうち、7割以上を養殖ハマチが占め、ほとんどが刺身や寿司だねなどの生食素材として消費されます。
 近年、活魚輸送のための流通網が整備されてきたことにより、一層鮮度のよい魚が迅速に消費者に届けられるようになってきました。都心の消費地市場の近くに蓄養のための生簀(いけす)を設け、生産地から活魚輸送するシステムをとっているところもあります。一方で、単に新鮮であるばかりでなく、より品質の高い養殖魚を生産するための養殖技術の改善、さらに流通過程における「おいしさ」を保持するための技術開発もすすめられています。
 このように、飽食の時代といわれる今日、より品質の優れた養殖魚を消費者に届けるために、生産やその後の流通の現場では、多くの努力がなされています。
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