本日(4/25)、元青森県漁連会長で現在は青森県ほたて流通振興協会理事長の植村正治氏、他4名の皆さんが来所されました。
青森県は、ホタテガイの養殖で知られる県ですが、夏場に有毒プランクトンを取り込んだ貝が毒化することがあるため、公定法に基づいた検査を実施しており、この検疫体制が確立された1970年代以降、一件の中毒事故も発生しておりません。
しかしながら、この貝毒の分析法が、世界的にマウス試験から機器分析に移行しつつあることから、将来の輸出を見据えて、貝毒の機器分析の現状をご視察のためお出でになったもので、ご来所は昨年の9月に続き二回目になります。
冒頭、機器分析普及に向けての要望書が、植村会長から当所時村所長に手交された後、青森県での貝毒分析の現状、また貝毒分析の国際的潮流などについて、担当の研究者と活発な意見交換をしていただきました。
来訪者:青森県ほたて流通振興協会 植村正治理事長、他計5名
要望書の手交 |
国際会議室で意見交換 |
遺伝子解析施設の見学 |
資料展示室の剥製 |