本日(12/15)、横浜市金沢福祉保健センター生活衛生課主催の講演会と見学会が開催されました。金沢区生活衛生課では、『食と安全に関する取組み!』題した市民向けの講演会を毎年開催しており、今年は東日本大震災に伴う放射性物質の漏洩に関心が集まっていることから、当所での開催となりました。
開催にあたって、金沢福祉保健センターの宍戸生活衛生課長に開催の趣旨をご説明戴いた後、当所生田業務推進部長より水産総合研究センターの取組についてご説明し、さらに渡邊海洋・生態系研究センター長より『水産物と放射性物質』と題した講演をさせて戴きました。講演の後には、放射能分析施設でガンマ線を測定するゲルマニウム半導体検出器などをご覧戴いたほか、図書資料館で剥製標本もご覧戴きました。
お集まり戴いた方々の意識は大変高く、質疑応答の時間では『底生漁の蓄積』、『回遊魚の蓄積』、『ベクレルとシーベルトの違い』等々につきまして大変活発にご議論を戴きました。
参加者:計36名