情報公開日:2019年11月15日(金)
中央水産研究所水産物応用開発研究センター安全性評価グループの世古卓也研究員が2019年9月8日から10日にかけて開催された令和元年度日本水産学会秋季大会において、ポスターコンペティション(若手部門)の優秀賞を受賞しました。
【受賞対象研究の意義】 ヒジキの産地判別には元素分析による方法が研究されてきましたが、多検体の分析に時間とコストを要するため簡易迅速な手法が求められてきました。本研究では、3次元蛍光スペクトル測定と多変量解析により年度や産地の異なるヒジキの判別モデルを検討しました。この発表は産地判別の簡易的な一次スクリーニング手法の開発に繋がり、水産食品表示の信頼性の確保に大きく貢献する可能性を評価され、今回の受賞となりました。