長井敏グループ長が日本水産学会水産学進歩賞を受賞

情報公開日:2018年3月30日(金)

photo  中央水産研究所水産生命情報研究センターの長井敏グループ長が、2018年3月29日に東京海洋大学で開催された平成30年度日本水産学会大会において、日本水産学会水産学進歩賞を受賞しました。
  1. 受賞者: 水産生命情報研究センター 環境ゲノム研究グループ長 長井 ながい さとし
  2. 受賞題名:有害・有毒プランクトンモニタリング技術の高度化と応用
  3. 於:東京海洋大学品川キャンパス

【受賞の背景】
 これまで貝毒や有害赤潮の原因となるプラントンは、顕微鏡による形態観察により同定分類されており、専門性の高い技術が必要でした。長井グループ長は、簡易分子同定、集団遺伝学解析、メタゲノム解析などの技術を応用して、有害赤潮・貝毒原因プラントンを高感度かつ網羅的に検出・同定する技術、人為的要因により海域間移送された個体群を識別する技術開発に貢献したことが高く評価され、今回の受賞となりました。

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