柳本主任研究員が、日本DNA多型学会優秀研究賞を受賞

情報公開日:2015年2月23日 (月曜日)

 2014年11月27日から28日に愛知県産業労働センターで開催された日本DNA多型学会第23回学術集会において、当所、水産遺伝子解析センターの柳本主任研究員が、第16回日本DNA多型学会優秀研究賞を受賞しました。
 同賞は、学会の進歩発展または普及に貢献した研究に対して与えられるもので、DNA解析技術の応用により身近な食品中の異物の正体を明らかにし、食品としての安全性に問題がないことを示したことが高く評価され、今回の受賞となりました。

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柳本主任研究員(左)と猿渡助教(右)
受賞者: 水産遺伝子解析センター 構造研究グループ 主任研究員  柳本 やなぎもと たかし
東京大学 大気海洋研究所 海洋生物資源部門 助教 猿渡 さるわたり 敏郎 としろう
受賞対象研究:
DNA分析によって明らかになったタラバガニの鰓から出現した異物の正体
概要: お歳暮のタラバガニの鰓(ゆでられ、食後に凍結された食品残渣)に付着していた異物が、クサウオ類の一種の卵塊である事を明らかにし、カニとともに食べても問題が無いことを示した。
於:愛知県産業労働センター(ウィンクあいち)

日本DNA多型学会