『マアナゴの産卵場発見』の論文が水産学会論文賞を受賞

情報公開日:2014年2月14日 (金)

 水産総合研究センターの研究者らによるマアナゴの産卵場発見の論文が平成24年度の日本水産学会論文賞を受賞しました。マアナゴ (Conger myriaster)は、北海道から東シナ海まで東アジアに広く分布する重要な漁獲対象種ですが、ニホンウナギと同様、マアナゴの産卵場は謎とされてきました。中央水研浅海増殖部(現在は組織改編により増養殖研資源生産部)が水産庁調査船開洋丸による『ニホンウナギ産卵場調査』を2008年9月に実施した際に、九州パラオ海嶺で発見された葉形の仔魚(レプトセファルス幼生)がマアナゴの仔魚であったことを、DNA分析により確認し報告した論文が今回の受賞対象となったものです。
  1. 受賞論文:
    Discovery of a spawning area of the common Japanese conger Conger myriaster along the Kyushu-Palau Ridge in the western North Pacific
    (西部北太平洋九州パラオ海嶺でのマアナゴ Conger myriaster 産卵場の発見)
    黒木洋明(水研セ増養殖研)、望岡典隆(九大院農)、岡崎 誠、高橋正知(水研セ中央水研)、Michael J. Miller、塚本勝巳(東大大気海洋研)、安倍大介(水研セ中央水研)、片山知史(東北大院農)、張 成年(水研セ増養殖研)
    Fisheries Science 78巻3号: 525-532 (2012)

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