出前授業を実施しました

 中央水産研究所では、農林水産省や水産研究・教育機構が協賛する「海とさかな」自由研究・作品コンクールに、より多くの皆様に応募して戴くことを目的として、毎年出前授業を実施しています。
 第36回となる今年(2017年)は、7月14日に鎌倉市の清泉小学校3年生のクラスを訪問し「海の生きもののふしぎ」について2時間の授業をしました。。
 1時間目は「海の生きものの一生はふしぎがいっぱい!」というテーマで、特に不思議な生態をもつ魚としてニホンウナギを取り上げました。生きたウナギを使って、海水と淡水のどちらにもすぐ適応できる能力を実験したり、 実際のウナギ調査の様子を紹介しながら、本物のレプトセファルス幼生を観察しました。
 2時間は「海の生きものの子どもを探そう!」というテーマで、チリメン(しらす干し)の選別作業を通じて研究の面白さを体験して戴きました。
 質問コーナーでは、 次々と手が上がり最後は時間切れ、 今日、 授業を受けて下さった30人の中からコンクール入賞者が誕生することを願っております。
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  1. 受講者:清泉小学校3年生30名
  2. 講義内容:一時間目『海の生きものの一生はふしぎがいっぱい!』
         二時間目『海の生きものの子どもを探そう!』
  3. 講師:黒木(くろぎ) 洋明(ひろあき) 沿岸資源・生態系グループ長(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 資源管理研究センター)