金沢湾のさかなたち(1/8ページ)

撮影者:野中圭介(中央水産研究所海洋生産部)



ヒメハゼ
 浅海域の潮間帯付近の砂底や河口干潟の前浜などにすむ。産卵期は春から夏にかけてで、この時期には海の公園などで石の裏に産み付けた卵を守っているのをよく見かける。もう一枚はその様子を写した写真である。



 



スジハゼ
 浅海域から河口の汽水域の泥底や砂底にすむ。単独で生活する個体もいるが、テッポウエビ類の生息孔で共生していることが多く、その様子を金沢湾でもよく確認できる。



イネゴチ
 浅海域の砂泥底にすみ、内湾の砂地の多い岩礁域でも見られる。本種は体長40cm前後で性転換を行い、すべて雌となる。海の公園周辺でときどき見られる。




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