
近年、我が国のサンマ漁獲量は20~30万トンですが、大部分は
東北・北海道海域の棒受網漁業によるものです。

| さんま棒受網
| その他の刺網
| 大型定置網
| 小型定置網
| 左記以外の漁業
| 合計
|
漁獲量(トン)
| 249,836
| 117
| 10,545
| 949
| 140
| 261,587
|
平成6年 漁業・養殖業生産統計年報より
さんま棒受網漁業
さんま棒受網漁業はさんまの夜間、光によく集まる習性を利用しておこなう漁法です。
さんまの魚群を発見したら微速にし船の右側の集魚灯を点灯し船の左側に網を入れます。
右側の集魚灯を消し、左側の集魚灯を点灯し群を網の中に誘導します。
群が網の中に十分誘導されたら、網をたぐり寄せフィッシュポンプで海水ごと汲み上げ魚倉に入れます。