- 成 果
- ノルパックネットによる1991年より毎月の採集試料を解析した結果,個体数体積とも4月に動物プランクトンは最も多くなり,その大半はかいあし類であった。
- かいあし類現存量は、1996年,1999年および2003年ごろに増加が認められ、その生産量も同様な経年変化を示した(図2)。
- 室戸岬や足摺岬沖で黒潮が離岸した時期に,内側域の動物プランクトン量が増加する傾向が認められた。
- 波及効果
- 黒潮内側域における餌料環境特性の基礎的知見となる。
- 浮魚類の資源変動におよぼす影響やその関係解明に寄与する。
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図1.3つ子型ノルパックネット
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