相模湾砂浜浅海域におけるアミ類の季節的出現様式

浅海増殖部 浅海生態系研究室
背景・目的
  1. アミ類は、砂浜浅海域で生育するヒラメ0歳魚(天然個体&放流種苗)の重要な食物であり、相模湾砂浜浅海域における生物群集の鍵種であるが、その生産生態は不明。
  2. アミ類の種組成と季節的消長を 明らかにすることを目的とする。
成果
  1. 相模湾砂浜浅海域(長者ケ崎海岸)において、7属13種が確認された。(表1:太平洋中部砂浜では初記載)
  2. コマセアミ、アシナガヨアミ(図1)、ケアシヨアミが優占したが、アミ類全体の分布量は、4-6月以外の季節では著しく少なかった(図2)。
表1 相模湾で採集されたアミ類(2003-2004年)
アシナガヨアミSiriella longipes
シキシマフクロアミArchaeomysis vulgaris
ミシドプシス属の一種Mysidopsis sp.
ドクオミシス属一種Doxomysis sp.


図1 アシナガヨアミ (右図は、尾節の蛍光写真)

波及効果
  1. アミ類の季節的消長が、ヒラメ種苗の放流時期を判断する際の重要な情報となることが示唆された。
連絡先

 片山 知史
 TEL : 046-856-9401

図2 相模湾・長者ケ崎海岸の水深0~1m(上:1曳網当たりの採集個体数)および2~4m(下:曳網10m当たりの採集個体数)で採集されたアミ類の主要種の推定分布密度の季節的変化(2004-2005)(拡大)

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