2002年11月作成
バフンウニ卵巣の生殖周期と苦味物質プルケリミン含量との関係
利用化学部
協力機関:福井県水産試験場

研究の背景・目的
  1. バフンウニの成熟卵巣に見られる苦味物質、プルケリミンを発見。
  2. これが多いと食用には不向き
  3. 生殖周期(季節変化)と卵巣中のプルケリミン含量との関係は不明。
  4. バフンウニ漁の効率化と沿岸漁業の活性化のためにバフンウニの生殖周期と卵巣中のプルケリミン含量の関係を把握することが必要。
研究成果
  1. 苦味物質プルケリミンは漁獲対象である未成熟期には少ない。
  2. プルケリミンは成長期、成熟前期と成熟が進むに従い、卵巣中の含量が増加し、放卵後に減少
波及効果
  1. 東北地方などは周年プルケリミンを含むバフンウニが見られるが、生殖周期の把握により、ウニ漁は可能
  2. 現在よりも長い漁期の設定が可能になる。また、バフンウニの効率的な養殖が可能
  3. 今後、未調査海域で調査研究を行うことで、商品化への対策を講じることが可能となる。

生殖周期と卵巣中のpulcherrimine含有

プルケリミンの構造式

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