2002年11月作成
ヒラメ体色異常の原因を探る
海区水産業研究部

研究の背景・目的
  1. ヒラメ人工種苗では、体色異常(白化、黒化)が発生。
  2. 放流後の生き残りに影響し、市場での評価も低い。
  3. 体色異常の原因となる色素細胞の分化・増殖要因を解明し、種苗生産技術を改善する必要がある。

体色異常のヒラメ稚魚
研究成果
  1. 色素細胞の分化・増殖を制御する物質を探す。
    (1) 色素細胞の前駆細胞を卵から取り出して培養し、そこにヒラメの皮膚の抽出液を加えた。
    (2) 皮膚の抽出液を加えると、多くの色素細胞が現れた(矢印)。
    (3) このことから、色素細胞の分化を促進する物質が皮膚の中にある可能性が示唆された。

対照区

ヒラメ皮膚抽出液添加区
波及効果
  1. 色素細胞の分化・増殖機構の解明により、ヒラメ体色異常問題の解決につながる。
  2. 放流種苗の生き残り率が高まり、放流効果の上昇とヒラメ資源の増大が期待できる。

nrifs-info@ml.affrc.go.jp

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