2002年11月作成
複数種を対象とした資源動態モデルの構築
生物生態部

研究の背景・目的
  1. 多獲性魚類には魚種交代見られ、魚種間で相互に影響あり
  2. 漁業管理には複種類を対象とした資源動態モデルの開発が必要
  3. このモデルには物理的、生物的、環境要因を取り込むことが必要
研究成果
  1. 捕食種、競合種、環境要因(水温、餌密度等)を組み込んだマイワシ初期生活史モデルの構築により、卵から漁業への加入までの生残変動を解明
  2. 年齢を考慮した未成魚・成魚の資源モデルと統合し、シミュレーションにより、マイワシ資源の1990年代の減少を再現
波及効果
  1. 環境要因(水温、餌密度等)の入力により、資源量の予測モデルへの発展が可能
  2. 捕食種、競合種の影響を評価するため、統合型複数種モデルへの拡張が必要

シミュレーションによる漁獲量

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