河川一次生産力の空間分布とアユの生息場所利用の関係
内水面利用部

研究の背景・目的
  1. アユ漁場の生産性を有効に利用していくためには,河川におけるアユ資源の環境容量を把握する必要がある。
  2. アユの餌となる付着藻類による河川一次生産力を基準とした環境容量推定法が有効である。
  3. 天然河川では,一次生産力が場所により異なるため,アユ資源の環境容量を推定する際には,一次生産力が不均一に空間分布する環境下においてアユがどのように生息空間を利用するのか考慮する必要がある。
研究成果
  1. なわばりが形成されない場合,アユは一次生産力の高い場所に多く集まる傾向が認められた。
  2. なわばりは,一次生産力の高い場所に多く形成され,生産性の高い場所に多くの個体が集まるのを妨げる傾向が認められた。
波及効果
  1. 河川一次生産力および一次生産力とアユの生息空間との関係を把握することにより,河川の生産力を有効に利用したアユ資源管理法を策定することができる。

nrifs-info@ml.affrc.go.jp

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