沿岸水・亜熱帯水における基礎生産過程の季節・経年変動の把握
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研究の背景・目的 |
- 基礎生産力の変動は漁業に影響を与えているものの黒潮域では不明な点が多い
- 御前崎沖の東経138°に定線を設けて、基礎生産力の季節・経年変動のモニタリングを行う
- 基礎生産力の季節・経年変動の把握と変動要因の解明を目的とする
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研究成果 |
- クロロフィル現存量(基礎生産力の指標)は内側域(33°30'よりも北)で高く、南下につれ減少傾向(図)
- 春(5月)、秋(11月)、冬(1月)、クロロフィル現存量は内側域で著しく高い(図)
- 黒潮流軸と外側域(33°30'よりも以南)、クロロフィル現存量は冬が最も高く、夏が最も低い(図)
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波及効果 |
- 黒潮域における水産資源の変動解明に資する
- 地球環境変動が海洋生態系や漁業へ及ぼす影響の予測に資する
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御前崎沖東経138°定線における水注(0-200M)あたりの積算クロロフィル量の変動
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nrifs-info@ml.affrc.go.jp
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