マアジの産卵海域における表面水温変動と加入量変動の関係
生物生態部

研究の背景・目的
  1. マアジはTAC管理されている漁業資源であり、その資源量変動を評価するうえで年々の加入量変動を明らかにすることは重要である。
  2. 現在、水産研究所を中心として、主産卵場である東シナ海からのマアジの輸送・加入過程に関するプロジェクト研究が進行中である。
  3. プロジェクト研究における解析作業の一つとして、マアジの産卵海域の表面水温変動と加入量変動の時系列を比較し、その関係について考察した。
研究成果
  1. 主産卵場である東シナ海の産卵期にあたる1~3月の平均表面水温と、その年の再生産成功率の年変動は逆の位相で変動することを明らかにした。
波及効果
  1. 産卵期の表面水温をもとに、年々の再生産成功率を予測することが可能になる。
  2. プロジェクト研究全体の成果として、マアジの再生産関係と加入過程の全体像が明らかになる。

1~3月における東シナ海(127°E、30°N)における平均表面水温(気象庁データベースによる)と再生産成功率(産卵資源量と0歳+翌年1歳の加入尾数の関係からの加入尾数の残差:対数値)の経年変動

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