情報公開日:2018年11月22日(木)
中央水産研究所水産物応用開発研究センターの世古卓也研究員が、2018年11月17日に開催された日本血管血流学会第5回学術集会において、若手研究部門の研究奨励賞を受賞しました。
【受賞対象研究の意義】
心筋梗塞は高齢者に多い疾患ですが、心筋梗塞モデルマウスを用いた心筋のリモデリングや再生修復に関する研究では若齢マウス(8週齢)が用いられてきました。世古研究員は横浜市立大学医学研究科千葉由美教授との共同研究で、心筋梗塞が加齢マウス(48週齢)の心機能等に与える影響を評価し、週齢の重なったマウスを用いて研究することの重要性を示しました。
本モデルマウスを用いた実験系は、水産物を摂取することのリスクとベネフィットに関する研究や、新規の機能性成分の探索に繋がります。