高知庁舎を閉庁しました

 高知県高知市に所在しておりました中央水産研究所高知庁舎は、水産庁南海区水産研究所、南西海区水産研究所時代から現在に至るまで、六十余年にわたり黒潮域や土佐湾の水産資源及び海洋環境に関する調査研究を実施してまいりましたが、本年3月31日をもちまして閉庁いたしました。
 それに際し、3月22日高知市に所在する高知城ホールにおきまして、関係者による閉庁式を開催いたしました。式典には、水産庁、農水省、海上保安庁、高知県、高知市、地元漁業団体等からの来賓、高知庁舎に在職した退職者、理事長、中央水産研究所長をはじめとした主催者側を含め55名が参加し、高知庁舎の歴史や研究成果などをふり返り名残を惜しみました。
 今後、上記調査研究につきましては、千葉県から鹿児島県にかけての太平洋黒潮域をカバーする中央ブロックを担当する、中央水産研究所と増養殖研究所におきまして引き続き取り組む予定です。

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中央水産研究所高知庁舎の近影
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高知庁舎閉庁式の参加者