平成19年度
中央水産研究所運営会議
概要報告
 NRIFS : National Reserach Institute Fisheries Science , Fisheries Research Agency
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開催日時:平成20年3月11日(火) 13:30~18:00
開催場所:独立行政法人水産総合研究センター
中央水産研究所 3F 国際会議室
出 席 者:
平成19年度外部委員(敬称略、五十音順)
今井利為(神奈川県水産技術センター所長)
岡  彬(神奈川県漁業協同組合連合会副会長)
長辻象平(産経新聞社論説委員室論説委員長)
日野明徳(東京大学大学院農学生命科学研究科長)
中央水産研究所出席者
所 長中添純一
業務推進部長入江隆彦
業務推進課長小西光一
業務推進課課長補佐相澤幹夫
業務管理課長瀬川幸人
図書資料館長田渕 誠
水産経済部長川上秀和
海洋生産部長宮地邦明
資源評価部長堀川博史
浅海増殖部長輿石裕一
内水面研究部長鈴木満平
利用加工部長木村邦夫
水産遺伝子解析センター長伊藤文成
海洋データ解析センター長入江隆彦
開会
1.所長挨拶
2.委員等紹介
3.座長選出
4.議事
1)中央水産研究所運営会議について
業務推進部長より、中央水産研究所運営会議開催要領に基づき、会議の目的等および昨年度運営会議における外部委員からの意見とそのフォローアップ状況について説明した。
2)水研センターの第2期中期目標・計画について
業務推進部長より資料に基づき水研センターの中期目標・計画について説明した。
3)中央水産研究所の概要について
業務推進課長より資料に基づき、組織、職員数・配置および研究開発職の学位取得率、研究開発推進会議体制(中央ブロック、内水面、水産利用)、研究課題、平成20年度運営費交付金プロジェクト研究への応募・採択状況について説明した。
業務管理課長より資料に基づき、水研センター経費概要、中央水研の予算の変遷および平成19年度予算配分方針について説明した。
4)中央水産研究所の運営について
(1)19年度の運営方針について
所長より資料に基づき、19年度の運営方針(研究所を取り巻く地域・産業の現状、運営基本方針、重点研究開発課題、地域・産業との連携、解決すべき課題)、および地球温暖化対応研究について説明した。
(休憩)
(2)各種会議での各県からの要望等への対応
業務推進部長より資料に基づき、18年度中央ブロック研究開発推進会議フォローアップ状況について説明した。
(3)所の業務実績について
全所的な効率化への取り組み(組織改正、経費節減、ISO14001)
業務推進部長より資料に基づき、ISO14001認証取得に向けた活動の進捗状況、光熱水料等使用状況、競争入札件数及び主要案件における競争入札結果について説明した。
その他の業務運営の効率化に関する取り組み(評価点検、外部資金、支援業務の効率化、他機関との連携協力等)
業務推進課長より資料に基づき、所内プロ研・シーズ研の採択および予算、平成20年度科研費応募状況、研修生等の受入状況、外部機関からの依頼による施設・機械の利用状況、共同研究(国内)、講師派遣、委員派遣、論文の公表実績、海外派遣等、およびこれらに関連した所内での電子的な情報共有への取り組みについて説明した。
専門分野を活かした社会貢献、成果の公表等に関する取り組み
(業務推進課長より資料に基づき、②とあわせて説明した。)
(4)研究部の活動実績
各研究部長およびセンター長より資料に基づき、研究部・センターの組織構成、小課題評価会議、研究課題・事業、重要研究成果、その他の活動について説明した。
(5)中央水産研究所の運営に関する総括的検討
長辻委員: 地球温暖化の影響に関する情報発信に力を入れていただきたい。また、全国的に予算削減の傾向があるモニタリングの継続、若手研究者の育成、研究の成果等国民に分かりやすい情報発信をお願いしたい。
日野委員: モニタリングの重要性をアピールしつつ、資金的なフォローアップを行っていることは評価される。
 物質循環の問題は地球環境や食糧に関わる問題であり、漁業、流通の構造の部分から考えなければならないという、問題意識を持った対応がなされていることに感心した。
岡 委員: ISO14001については、認証取得に向けた活動を引き続き進めていくようにお願いしたい。研究テーマについては効率的に進められ、成果も充分に達成されている。また、漁業自体の経済的な面での向上につながる方向での研究推進やそれを後押しする体制の構築を望む。
今井委員: 漁業者人口の減少と高齢化が進んでおり深刻な問題となっているが、水産業をそれぞれの浜でどの様に位置づけて行くのか等、研究成果を現場に還元できる体制の推進をお願いしたい。各県水試では人手不足をはじめとした研究体制の縮小が進んでいる。中央水研の各県水試に対する研究者レベルの維持向上につながるサポートを希望する。
(6)その他(事務連絡等)
閉会(所長挨拶)

nrifs-info@ml.affrc.go.jp

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