中央水研ニュースNo.29(平成14年7月発行)掲載
【研究情報】各部の平成13年度の活動と平成14年度の方針

[企画連絡室]
研究所の研究の窓口として
中野 広

 独立行政法人となって1年経過しました。4月10日に所の機関評価会議も終了し,本部に評価結果を提出し,やっと平成13年度の中央水研企連室の業務が終わったと感じているところです。
 さて,企画連絡室は研究所の試験研究の企画・連絡・調整,及びそれらに係る対外的業務を担っています。この一年間,中央水研では,各種委員の応嘱が79件,招待された講演数が30件,県等からの研修生が14名,科学振興事業団の特別研究員が5名,同STAフェローシップが4名,水研として実施した研修会が3件(含JICAの研修1件),共同研究13件(含国際共同1件),海外漁業調査協力が8件,マスメデア対応等々があり,これらについての対応を行いました。広報活動として,中央水研ニュースを3号,中央ブロック水産研究等情報を4号を出すことができ,ホームページについては,欠落していた過去の中央水研ニュースや成果情報を追加しました。一般公開も,横浜庁舎の他,隔地部である黒潮研究部,海区水産業研究部,内水面利用部でも実施し,併せて1,500名以上の方々に参加していただきました。
 企連室が担う大事な業務として,「推進会議」と「機関評価会議」があります。推進会議では「ブロック関係」,「水産利用加工関係」及び「内水面関係」の推進会議を担当各部と協力して開催しました。今回の推進会議では,構成機関の共通ニーズに対して科学的な面から具体的な対応が可能となるように取組みました。その結果として,都道府県等の機関と中央水研で,「ブロック」では3,「利用加工」では4のワーキンググループを立ち上げ,一年間かけて研究の重点事項に関して具体的な対応方策を検討することになりました。また「内水面」でも新たに研究会を立ち上げることとなりました。機関評価会議関係では,2月14日の黒潮研究部から3月19日の生物生態部まで,9部の研究評価部会を開催しました。これには,大学,水試,民間等の識者に評価委員をお願いし,多面的な視点から評価をいただきました。これを踏まえ,中央水研機関評価会議を開催し,所の運営及び研究の推進方向等についての評価をお願いしました。その結果,特に運営について高い評価をいただいたところです。部及び機関の評価委員として参加していただいた委員各位に,この紙面を借りてお礼申し上げます。
 さらに,平成13年度補正予算として,有明海のノリ対策の一環として「先端技術を活用した有明ノリ養殖業強化対策研究」事業を水研センターが受託し,中央水研が担当することになました。このため,これに対応すべく2月1日に中央水研の企連室に「ノリゲノム」チームが発足し,事業対応を行ってきたところです。
以上は,平成13年度に企連室が担った主な業務の概要です。この一年間,規程等の不整備,企連室の定員減等で,取り組みの遅れ等を含め,種々ご迷惑をおかけしたところですが,一応大過なく対応できたと考えています。ブロックをはじめとして,利用加工,内水面の試験研究機関,各種団体,民間機関,及び大学等のご支援・ご協力を賜り,まずお礼申し上げるところです。
平成14年度も,従来の試験研究の企画・連絡・調整等の業務をより充実を図る他,「ノリゲノムチーム」が水産庁の受託事業である新しいノリ関係事業に取り組むことになっています。また,推進会議で了承されたワーキングループの進捗状況の点検,部及び機関評価会議で意見として出された事項等について検討を進めると共に,昨年度,十分にできなかった中央水研ホームページの整備・充実等に対応していきたいと考えています。今後ともご指導・ご協力を宜しくお願いするところです。
企画連絡室長

Hiroshi Nakano
back中央水研ニュース No.29目次へ
top中央水研ホームページへ