中央水研ニュースNo.28(平成14年3月発行)掲載 |
編集後記
水産研究所が独立行政法人化し,職員にはなにがしかの経営者感覚というものが必要になってきていると思います。ところで中央水産研究所の12年度の運営費は全て込みで30億円,その中で一番大きいのは人件費で15.5億円でした(13年度は本部ができたことで少し減りました)。職員一人がどのくらいの予算を交付されているかは計算できると思います。これを高いと見るか,安いと見るか,皆さんの感覚では如何でしょうか。いずれにせよ我々の仕事は莫大な付加価値を付けて世間に還元しなくては釣り合いがとれないことは確かです。水研の企画・管理部門では,どこを攻めれば社会のニーズに応え,高い付加価値を付けられるかを考えなくてはいけませんし,研究の現場はその領域の突破口を切り開くために日々模索をしなくてはいけません。水研ニュースはその辺の情報をお伝えするような方針で望んでおりますが、うまく伝わっておりますでしょうか。御覧頂くことで水研の株が少しでも上がれば幸いです。 (企画連絡科長)
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