中央水研ニュースNo.19(平成10年1月発行)掲載

【情報の発信と交流】
水産研究に関する研究情報等について
松里 寿彦

 平成9年度第2期(7~9月)に水産庁研究所か ら寄せられた研究情報を整理した結果を表に取りま とめました。
 平成11年度開始予定の大型別枠研究については 農林水産省技術会議事務局を中心に急速に「構想」 が固められつつあり、水産庁研究所としては技会調 査官・水産庁資源生産推進部参事官・研究管理官グ ループと連携を密にし臨機応変の態勢を整える必要 があると思います。水産研究官グループもできるだ けの努力はしたいと考えております。
 今期は通常の研究情報とともに各水産研究所より 10月末に予定されている推進会議に向けて、特別 研究課題素材が中央水研企画調整部を通じて水産研 究官の所に集められています。予算的には厳しい状 況の中、一つでも多くのプロジェクト研究を成功さ せるためには推進会議までの間、各研究所から寄せ られた課題化素材を大切に吟味する必要がありま す。
 残念なことに赤色化を伴うアコヤガイの大量へい 死が今年も発生しました。原因究明のための連携調 査、「環境モニタリング調査」を一層強化する必要 があります。一日も早い原因究明のため関係水研の さらなる努力が求められています。
(水産研究官)

* 原文では表が添付されていました
nrifs-info@ml.affrc.go.jp
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