中央水研ニュースNo.4(平成4年3月発行)掲載


来訪者相次ぐ


 平成3年度には農林水産大臣を始めとしてVIPを お迎えする機会が重なった。昭和4年に始ま る水産試験場・東海区水産研究所・中央水産研究 所を通した歴史の中で、初めてお迎えしたお客様 について紹介しておこう。

平成3年7月19日午後 貝沼圭二技術会議研究総 務官[現事務局長]来所。
 片山研究課長、原参事官同行。小澤国際協力研 究官の案内で所内を見学(利用化学部応用微生物 研究室、海洋生産部放射能分析施設、同部衛星画 像解析装置)後、会議室にて各研究部長から研究 課題と成果の要約を、総務部長から横浜移転の進 捗状況をご説明。
 夕刻には総務部を始め所員多数が参加してにぎ やかに懇談会を開催した。

8月29日午前 近藤元次農林水産大臣[現官房副長官]来所。
 水谷研究部長、片山研究課長、村上資源課長同 行。所長室にてマイワシ資源の動向(木立部長)、 人工衛星を用いた海洋研究(熊田部長)、深海微 生物の調査研究と将来展望(嶋津科長)をご説明。
 大臣からは当初の横浜移転に関連して、困難性 の高いものから解決を図るようにすること、職員 の生活基盤の変化を補うような研究面でのメリッ トを追求することなどの教示を頂いた。
 引き続いて大臣は晴海埠頭の開洋丸新船を視察 された。

10月24日午後 杉本忠利技術会議事務局研究総務官、 藤巻 宏首席研究管理官来所。
 原参事官同行。所内を見学(生物機能部魚類飼 育室、放射能分析施設)後、所長室にて深海微生 物研究(中山室長)、生物活性物質研究(芦田室 長)、スクィドウオッチ(田端部長)についてご 説明。引き続き関係部長より資源と漁業の管理、 漁海況予報、利用・加工研究、内水面研究につい てご説明し、活発な意見交換がなされた。
 夕刻には多数の所員が参加して、にぎやかに懇 談会を開催した。

平成4年2月7日中原広大蔵省主計局主査来所。
 片山研究課長、荒木漁政課調査官同行。調査船 蒼鷹丸の試運転の機会に中央水産研究所から館山 まで乗船して頂いた。船中で東京湾の漁業、水産 研究所の調査船、蒼鷹丸の調査の概要についてご 説明。福浦沖では新庁舎の建設現場を望見。
 館山港ではボートで岸壁に渡る経験まで付録付 きとなった。後日同主査から丁重なお礼状が届き、 関係者は感激した。

2月27日午後鈴木克之技術会議事務局研究総務官来所。
 岩田総務課長補佐同行。所長室にて中央水研の 概要、最近のトピックス、深海微生物研究(中山 室長)についてご説明後、生物機能部飼育実験室 を見学。
 夕刻には技術会議事務局から轟管理官、今井総 務課長補佐、根岸秘書係長、岡野事務官も来所さ れ、所員多数の参加を得て懇談会を開催した。


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