全国生産量は、平成8年の11,000tを最高に、8,000t前後でやや減少傾向にあります。長崎県、千葉県、三重県での生産が多くなっています。
素干し品として集荷されたヒジキは、加工場に運ばれ、煮干しヒジキなどの製品に加工されます。原料として、付着物などの汚れがなく、太めで長く、こしのしっかりしたものが良いとされています。
長崎県の一部で生産される特上の長ヒジキは、収穫した生の原藻を、そのまますぐに煮熟加工をします。ヒジキ製品の国内での流通量は、2001年で約7,800t程度あり、韓国産が5,700t、国産が1,000t、他に中国産などが流通しています。(乾製品ですので、原料8,000tが製品1,000t程度になります。)
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