●製造工程図 | |||||
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原料魚 | スケトウダラ、エソなど。 | ||||
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魚体処理 | 魚肉から頭、内臓を除去後、洗浄。 | ||||
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採肉 | 魚肉採取機で魚肉の分離。 | ||||
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水晒し | 魚肉に含まれる不純物の除去。 | ||||
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脱水 | 冷凍すり身 | ||||
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砕肉 | 解凍 | ||||
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擂潰 | 擂潰魚肉の擂り上げ。 | ||||
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成形(串巻) | 一連の機械装置が組み込まれた自動ちくわ製造器を使用。 | ||||
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焙焼 | |||||
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串抜き | |||||
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冷却 | 自然放冷 | ||||
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検査 | 商品本数に応じて包装。 | ||||
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出荷 |
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続いて、過剰の水分をスクリュープレスなどで除去します。そして脱水された魚肉の 結合組織や小骨を除去します。冷凍すり身を使用する場合、自然解凍もしくは機械を用いて解凍します。 そして擂り潰しの工程に入ります。 | ||
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魚肉繊維を壊し、食塩の作用で塩溶性タンパク質を溶出させ、調味料等の副原料を混合し、 擂り上げます。魚肉繊維をほぐしてタンパク質を溶出しやすくする「空ずり」、食塩を加えて 塩溶性の筋原繊維タンパク質を水和、溶出させる「荒ずり」があります。擂潰中の魚肉の 温度は10℃以下が望ましいです。 |
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いよいよ焙焼の工程です。まず、すり身をステンレスの焼串に巻きつけます。 加熱することで、殺菌と足の形成を行います。回転させながら火床上を移動させて焼き上げ、 最後にちくわ中央部にしぼった火床上を通過させ、中央部に焼色をつけます。 |