カツオ節生産量の変化

 カツオの全加工品のうち、かつお節、缶詰、たたきが大部分を占めています。我が国在来の主要加工品であるかつお節は、根強い需要を維持し、一時は化学調味料の出現により低迷した時期もありましたが、1990年台では1960年代の3倍以上の生産量となっています。これは国民の健康指向が高まってきたことと、手軽なパック製品の普及により、従来の「だし材料」だけでなく、削り節としての消費が伸びたこと、最近はかつお節エキスを含む風味調味料が多く出現したことなどに支えられています。

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