高校生が研究現場を実体験し第一線研究者から直接講義や実習指導を受けることにより、科学技術に対する興味と関心を高め、知的探求心等を育成し、学習意欲を高めることをねらいとして、独立行政法人科学技術振興機構の主催により全国の研究機関や大学がタイアップしておこなう2泊3日の科学技術体験合宿プログラムです。

 独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所では平成19年度より実施機関として参加しており、3回目となる今回は横浜市の海の公園をフィールドとして実際のフィールド調査の方法やアサリの生態、環境との関わりについて学びます。

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応募締切 2010年6月15日(火)必着
日程 2010年8月23日(月)~8月25日(水) 2泊3日
会場 独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所
(横浜市金沢区福浦2-12-4)
会場までの交通手段 JR「横浜駅」より約50分、横浜新都市交通金沢シーサイド線「市大医学部駅」下車、徒歩5分
宿泊場所 横浜テクノタワーH ファミール(予定)
募集人員 10名
キャンプの実習内容(予定) 「アサリ研究のフィールド体験」をテーマに実施します。

(1)アサリとフィールド研究、漁業に関する講義
 水産総合研究センターの研究者が、フィールド調査の意義、最新のアサリ研究、漁業の歴史などについて解説します。

(2)アサリに関するフィールド調査と解剖・分析実習
 横浜市海の公園周辺の干潟上でのアサリ採集、小型ボートに乗船しての海水試料の採集などを行い、研究所に持ち帰ります。採集したアサリを解剖して、体のつくりや何を食べているかを調べます。また、アサリのえさとなる海水中の植物プランクトンの量や種類を顕微鏡観察や水質分析により調べます。さらにアサリの摂餌速度の測定などを行い、アサリの生態と環境との関わりについて学びます。

※募集要領、参加申込書等の詳細については、以下のサイエンスキャンプHPをご参照ください。