龍宮怪こはだ後平治
(「こはだ」は魚偏に祭)
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談洲楼焉馬作,喜多川月麿画,山口屋藤兵衛,1809(文化6)年,15丁,19cm
江戸後期に書かれた、お魚を擬人化した物語の絵草紙です。作者談洲楼焉馬は、又の名を烏亭焉馬、立川焉馬といい、落語中興の祖といわれています。戯作、狂歌、落語などいろいろなところで活躍しました。「談洲楼」という名前は、親交があり贔屓にしていた歌舞伎役者五代目市川団十郎にひっかけて「ダンジュウロウ」と名づけたといわれています。
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